コラム

在住五年のぼくが感じるニューヨークで暮らす魅力7選

投稿日:2016年3月23日 更新日:

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世界中の人々を魅了し続ける街ニューヨーク。

なぜ人々がこの街に惹かれてやってくるのか。
なぜ皆この街で暮らしたいと思うのか。

この街で五年暮らしたぼくなりに、今一度、その魅力を探ってみました。

人との出会い

この街に来てぼくは、数えきれない程の貴重な出会いに恵まれました。

特に日本人同士では正直ここでは書けないようなレベルの人もいたり、生涯の友人と呼べるような人、人生の師、素晴らしい志を持った先輩など、本当に様々な人達と出会うことができました。

彼らは、日本でダメ大学生をやっていたころのぼくには絶対に出会うことのできなかった人達です。

ニューヨーク市には現在日本人が2万5千人程いると言われています。
その数を聞くとかなり多い気がしますが、逆に言えば全人口は800数十万人いる中で、たったのそれだけ。

必然的に日本人同士は近くなるし、友達が友達を紹介することでコミュニティがどんどん広がっていきます。

その中には、普通の学生から社長クラスの人間、(元)芸能人、アーティスト、写真家、映画監督、カメラマン、パフォーマー、ダンサー、歌手、イベントオーガナイザー、その他何やってんだか全くわかんない人、そんな人達と驚くようなスピードで知り合い、近づくことが出来ます。

決して社交的ではないぼくでさえ、そんな風にして様々な人と出会えました。
この知り合いが知り合いを呼び繋がっていくスピード感は、日本では味わったことのないものでした。

また、人種のるつぼと呼ばれるだけあって出会える国籍が豊富。

一番仲が良いのは台湾系アメリカ人ですが、クラスメイトにはロシア人やノルウェー人、フランス人にスペイン人、中国人、韓国人、インド人、メキシコ人、アルジェリア人など、挙げたらキリがありません。

様々な人種と文化に触れられるのが、この大都市ニューヨークの魅力だと思います。

食の豊富さ

前述した人種の豊富さは、そのまま食の豊富さへも繋がっています。
食べるのが好きなぼくにとってはこれが楽しくて仕方ありません。

もちろん日本でも食の種類も豊富で大概美味しいですが、決定的に違うのは現地人向けに作られていないということ。

特にローカルな無名店は、その地域に住む同国籍の人達を主な客とする店だったりするので、(多少なりの補正は加えられているとしても)味付けが凄く強烈だったり、生々しかったりします。

それだけに失敗することもあります(笑)が、世界の料理のどれが自分の舌に合うのかを試しまくれるこの環境は、食べるのが好きな人にとっては最高ではないでしょうか。

ちなみにぼくのお気に入りは、近くにあるインドカレー屋とメキシカン食堂。
また、こっちで初めてギリシャ料理も食べましたが、これまた美味しかったです。

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建築/インテリア

ニューヨークには歴史的な建造物や、有名建築家の最新の作品など、かなり多くの名建築が並んでいます

そこには日本の安藤忠雄やSANAAなどの日本人建築家の作品などもあり、街を歩くだけでも飽きません。

ちなみにぼくがマンハッタンで一番好きなのは、22stとブロードウェイ及び五番街の間に位置するフラットアイアンビルディング
100年以上の前の建築物でありながら三角形の攻めたデザインで、横から見るとまるで一枚の板のようにも見えたりと、毎回違う姿を見せてくれるのが魅力です。

また、美術館も建築やデザイン目線で見るととても楽しいです。

MoMA、メトロポリタン、グッゲンハイム、ホイットニーなどに代表される美術館などは、展示もさることながらその建築デザインにも圧倒されます。

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スキル

ここでは、学歴は役に立ちません。

もちろん、ハーバードなどの誰もが知る超有名大学を出ていたのならそれはそれで注目を集めると思いますが、ここで本質的に重要視されるのは「スキル」です。

その人のバックグラウンドや年齢がどうであれ、技術やセンスのある人間はいつから始めてもどこまでも上に行けるし、逆にそれらが無い人間はそれ相応にしかならない。

まるで街全体が実力主義のようです。

ここでいうスキルとは、何も資格とかソフトウェアの能力だけではなく、あるいは面白いアイデアを考える力だったり、ちょっと文章を書ける、なども含まれます。

あとは、行動力を持ってどれくらい自分をアピール出来るか。

そういうことが出来る人間には、ちゃんとチャンスが巡ってくる。ニューヨークとはそういう街。

だからこそ自分も生き残りをかけて努力できるし、必然的に生きていくためのスキルを身につけることが出来るようになるのが、目に見えないニューヨークの魅力、あるいは力なのかもしれません。

空気を読まなくていい

様々な文化と国籍が入り混じるこのニューヨークという空間では「空気を読む」というのは、まるで日本人だけの特殊能力と言っても過言ではないように思わせられます。

人に合わせる、みたいな感覚がほぼ皆無と言っていいほどありません。

もちろん、レディーファーストや老人や妊婦に席を譲ったりなどの日本人にはあまり馴染みない行為は一般的に行われていますが、そういう点以外では全く関係なし。

電車の中では大声で喋るし、携帯で電話もする。授業中は先生の喋ってる途中で発言したり、トイレに平気で立ちます。

道では横並びに占拠して歩くし、エスカレーターでは後ろが詰まってても何食わぬ顔で立ちっぱだったり。

でも、それが当たり前なんです。

もちろんそういうのに対してイライラしている人たちもいます。
いますが、気にしません。大事なのは周りの空気より自分自身

そんなだから、人に対するご機嫌伺い的なことは一切しなくていいのはとても楽です。
とはいえ自分には日本人のクセが染み付いているので、抜け切ることはありませんが(笑)

色んな人種がいて、それぞれの人種ごとに「空気の読まなさ」の違いみたいなのあって、そういうのを学ぶのもまた、面白いですよ。

意外と安く生活出来る

ニューヨーク=物価が高いイメージがありますが、場所によっては非常に安いところもあります。
ぼくの住んでいたクイーンズでは、野菜等の値段がマンハッタンの半額以下とかで買えたりしました。

面白いのは日本のように商品の値段が必ず一定ではないこと。
お菓子やタバコなんかでも、場所によって値段が全然違います。

故に自炊をメインにして物価の安いところを狙って住めば、日本の都市部よりも全然安く生活費を抑えられます。

世界随一の巨大都市で、それなりに安く生活出来るというのは、ニューヨークの意外に知られざる魅力の一つではないでしょうか。

世界へのハブである

世界の中心と言われるだけあって、やはりニューヨークの空港には就航している路線の数、種類もかなり豊富です。

世界各国の都市へと幅広くアクセス出来るニューヨークJFK空港では、その路線の多さからターミナルが8つもあり、これは成田空港の倍の規模だそうです。

市内からアクセス可能なところでは国内線をメインに扱うラガーディア空港や隣のニュージャージー州のニューアーク空港もあり、ニューヨークという街は単に目的地だけではなく、かなり多くのエリアへのハブにもなっています。

ここで暮らすことは、それだけ世界へのアクセスが近くなるということにもなります。

まとめ

いろんなヒト・モノ・コトに溢れているから、それだけに迷うことも多々有ります。

その中で、どれだけ自分の大切なものを見つけられるか。
芯をもち、ブレずにやっていけるか。

ニューヨークという街は、そういう自分の強さを試すことのできる場所なのかもしれません。

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2011〜16年の約5年間NY在住。留学生としてファッション工科大学(FIT)で空間デザインを学んだ後、デザイン事務所でのインターン→起業などを経て帰国。現在は個人事業主として独立し、日本の地方で「デザイン×発信」を通して地域づくりに携わる。記事に関する質問などはツイッターからどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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