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ぶっちゃけニューヨークで一人暮らしってどうなの?経験者が語るメリットとデメリット、そして家探し。

投稿日:2016年7月7日 更新日:

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先日、「ニューヨークで一人暮らしってどうですか?」との質問を頂きました。
人間、やはり知らない土地で一人で暮らすのならば不安も多いですよね。それが世界有数の大都市ニューヨークという、でかすぎて得体の知れない町ならなおさら。

ニューヨークで一人暮らしとルームシェアの両方を経験したぼく自身の視点から、実際にこの街における一人暮らしについて、デメリット・メリットを共に紹介したいと思います。

一人暮らしのデメリット

まずは先に、デメリットから。

全ての費用は自分で

ニューヨークにおける生活スタイルとしては一人暮らし、もしくはルームシェアが一般的になりますが、ルームシェアの場合、当然家賃や光熱費などをシェアするので、その分一人当たりの負担が安くなります。

ところが一人暮らしの場合だと(当たり前ですが)これらの費用が全て自分ひとりにかかってきます。

これは家賃の高いニューヨークにおいてはかなりの負担。
ただし物件によっては、水道・ガスは家賃に含まれていたりするので、この辺りはしっかりと確認をした方がいいでしょう。

諸手続きが面倒

また、一人暮らしの場合は最初に住み始めた時に行う電気(ConEdisonなど)やインターネット(Time Warner Cableなど)の契約が必要になります。

アメリカに来たばかりでまだ英語も拙い状態からこの契約をこなすのはなかなか至難の技。

ただし日系の不動産会社経由で家を契約した場合、そちらの人が最初の契約はサポートしてくれる場合が多いです。(後半で詳しく触れます。)

トラブル対応も一人

一人暮らしの場合、何かあった時のトラブル対応も自分だけで行わなくてはいけないので大変です。

例えば水周りのトラブル。応急処置から業者への電話まで、当然一人です。
オーナーや管理人が同ビル内に住んでいる場合はまだ楽ですが、そうでない場合は緊急時の対応が難しいでしょう。

突然の正体不明の訪問者がやってきても、一緒に立ち向かってきてもらえる仲間はいません。
一度ぼくも、妙な通信業者に訪問されて、変な通信回線の契約させられそうになりました。

寂しい

一人暮らし最大の難点は、寂しさ。

友人もそれほど多くない、見知らぬ土地で一人家の中でポツン。
これはもう、絶望的な寂しさです。

ぼくが当時住んでいた一人暮らしの家はクイーンズの奥の方で、近隣に友人もおらず節約のため外食も控えており、大半の時間を家で過ごしていました。

おかげさまで誰にも邪魔されず勉強に集中することが出来たものの、ふとした時に感じる寂しさに日本が恋しくなったことも多々。

一人暮らしのメリット

と、ダメな部分ばかり書いてしまいましたが、ちゃんとメリットもあります。

ルームメイトを気遣う必要がない

究極はこれ。

ルームシェア生活をしたことがある人ならばわかると思いますが、気心の知れた友人同士であればまだしも、他人との生活というのは結構気を使うものです。

帰宅時間や自室での音楽などの音量、シャワー・トイレのタイミング、キッチンの使用頻度、冷蔵庫のスペース、来客の是非・・・考え始めればキリがありません。

ルームメイトとの関係が険悪であればなおさら。
日々の生活がストレスになってしまいます。

そういった環境から逃れたいと思うのであれば、やはり一人暮らしというのは最適かもしれません。

スペースを自由に使える

ルームシェアの場合だと基本的には自室以外は共有スペースです。

ぼくのようにインテリアデザインを勉強していて、そこそこのスペースを利用して作業しなくちゃいけなかった人間にとっては、作業スペースの確保は最重要でした。

自室が広ければ問題ないのかもしれませんが、大きなマットを敷いてモデルを作ったり、ファッションデザインであれば布を広げてミシンを使ったりと、ただでさえ一室が狭いニューヨークの家の構造の中では結構難儀するはず。

そういう意味でも一人暮らしであれば、広げようが散らかそうが誰にも文句は言われませんし、スペースを大胆に使うことが出来ます。

ぼくが一人暮らしを選んだ最大の理由はここでしたし、実際そのおかげでずいぶんと作業が捗りました。

狭い部屋でルームシェアしていた友人などは、逆にこういうスペースの確保にすごく苦労していたようです。

一人暮らしのための家探しのアドバイス

これらを踏まえてこれから一人暮らし物件を探そうと思っている人たちに、ぼくなりのアドバイスを。

映画やドラマの世界はない

映画やドラマで見るニューヨークでは、スタイリッシュなセレブ達がおしゃれなアパートで生活しているのが当たり前。そういった生活を夢見てニューヨークに来る人も多いかもしれませんが、現実は大変です。

家賃は世界的に見てもびっくりレベルで、このお値段だしてもこのお部屋!?なんてことはザラ。

もしあなたが、裕福なご家庭に生まれ、月ウン千ドルの家賃を支払えるのであれば問題ありませんが、多くの人は限られた予算の中で必死に家を探すことになります。

実際物件を見に行けば、築年数が古くてボロボロだったり、ありえないくらい狭かったり、オーナーが変人だったり。

ニューヨークで理想の物件に出会うのは、多分東京よりも難しいんじゃないかな。

各エリアごとの大体の予算幅

ニューヨークでの一人暮らしを考えた場合の、ニューヨークシティ&ニュージャージーの大体の予算イメージを考えてみました。
あくまでぼくの主観なので実際とは違うかもしれませんが、大体の参考になると思います。

全て、スタジオアパート(ワンルーム)でのお値段です。

  • マンハッタン - $1800~
  • マンハッタン(チャイナタウン) - $1500~
  • ブルックリン - $1500~
  • クイーンズ - $1200~
  • スタテンアイランド - $900~
  • ニュージャージー - $1000~

これを見ても分かる通り、ニューヨークのシティ圏内で生活しようと思うと家賃だけで日本円10万以上は余裕で必要になります。ここにさらに、光熱費やネット代、さらには交通費も必要になってくるので注意してください。

ぼくは様々な方法を使ってコストを下げる努力をし、ルームシェア時は、クイーンズのサニーサイドというエリア在住で、最大月$900くらいまで生活費を落とすことができていました。

まとめ

一人暮らしはマジで高くつく。
だけど、それが結果的に時間の節約になったり、効率的な作業に繋がるのなら、価値はあると思います。

ぼくの現地の繋がりで信用できる日系不動産の方を紹介することもできますので、ご興味のある人は是非お問い合わせ下さい。

参考になりましたら幸いです。

管理人のひとこと
SAGAT
最初は一人暮らし→気の合う友達を見つけてルームシェア、が理想的かな?

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ABOUT この記事を書いた人

SAGAT(さがっと)
2011〜16年の約5年間NY在住。留学生としてファッション工科大学(FIT)で空間デザインを学んだ後、デザイン事務所でのインターン→起業などを経て帰国。現在は個人事業主として独立し、日本の地方で「デザイン×発信」を通して地域づくりに携わる。記事に関する質問などはツイッターからどうぞ。詳しいプロフィールはこちら
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