生活

ニューヨークで悲惨な盗難被害に遭い、クレジットカードの海外旅行保険に助けられた話

投稿日:2016年4月5日 更新日:

314H

随分と治安が良くなったとはいえ、やはり海外。
ニューヨークの街に慣れたぼくは、どこか油断していました。

今回ご紹介するお話は、ぼくが通ったFashion Institute Technologyという学校で遭った、悲惨な盗難事件のお話です。

盗難に遭った状況

悲劇の舞台は学校。

その日は昼の三時からの授業だったので、開始30分くらい前にコーヒーを買って教室に向かいました。

教室には全く話したことのないクラスメイトの女の子が一人黙々と自習していて、ぼくは彼女とは離れた席に座って授業の準備を始めました。
そこでその授業で提出すべき課題を印刷するのを忘れていたことに気付き、荷物を置いたまま図書館に課題を印刷しに向かいました。

...

ほんの15分ほど。

教室に戻ると、すでに何人かのクラスメイトが雑談していました。

軽く挨拶して自分の席に戻ると

...

全てが消えていました。

Macbook Proを始め、もっていたバックパックとその中にあったカメラや教科書、そして椅子にかけていたダウンジャケットまで、何もかもがなくなっていたのです。

最初はクラスメイトの冗談かと思い、皆に「おい、どうしたんだよ俺のカバン〜!」なんて冗談交じりに問いかけましたが、皆の顔は「?」

まさか...

教室をくまなく見渡し、何もないことを確認した後、授業開始に合わせてやってきた教授に事情を伝え、セキュリティオフィスへと向かいました。

ずさんな管理体制

セキュリティオフィスで事情を説明し、学校内に設置されている監視カメラについて尋ねました。

オフィスのスタッフがバツが悪そうに言ったのは、教室周辺に設置されていた監視カメラはフェイクで実際には動いていないということ。

さらにはエントランス周辺に設置されていたものも学生には見せることができないなどと言われ、手の打ちようがありませんでした。

結局どうしようもないので警察を呼ぶことになり、彼らが来るまではセキュリティオフィスにて調書?のようなものを書かされ、被害状況や盗られたものなどをざっくりと記載させられました。

...

この時、どうやら同様の被害にあったらしい学生が数人セキュリティオフィスに駆け込んできてちょっとした騒ぎになっていました。

おそらくは学校への侵入者による、組織的な犯罪だったのだと思われます。

警察とのやりとり

セキュリティオフィスに警察が来てからは、より詳細な調書?のようなものを書かされ、その後連れられてパトカーに乗せられました。

まさかこんなところで人生で初パトカーを体験することになるとは。

最寄りの警察署に連れて行かれ、現地で正式な被害届を書かされました。
盗られたものの名前と値段などを記載し、書き終わったらそれを警察の方に提出して、その後、キャリアっぽい人と面談。
被害状況などについて簡単なインタビュー?を受けました。

この時にiPhoneから「Macを探す」などの機能を使って大体の位置が特定できるのではないか、という話をしたものの、大体の場所がわかるだけで人物までは特定できないからどうしようもない、というようなことを言われました。(じゃあ一体なんのための機能やねん!)

結局、被害届を出しただけであとはこれといって何をしてくれるわけでもなく、警察署を後にすることになりました。

もちろんパトカーで送ってくれるんだろうと思っていましたがそんなことはなく、そのまま徒歩で学校へ戻りました。(約20分ほど)

その後

その後何度かにわたってセキュリティオフィスや警察に問い合わせたりしたものの、結局進展はなくうやむやに。

そもそも学校の校舎はIDを見せないと入れないにもかかわらず、なぜこのような事件が起きてしまったのか?

実はこの日、「スクールツアー」(学校見学)の日で、数少ない「外部の人間が学校に入れる日」だったのです。
そのタイミングを狙って、どうやら盗難グループが学校に侵入し、大規模に盗難を行ったようでした。

この件を受けて学校側でもかなり揉めたようで、この後数週間にわたり大規模なセキュリティ強化を行って、学校中のあちこちに監視カメラを設置されました。

盗難にあったぼくらに何らかの保障があったわけではなく、盗られたものは返っては来ませんでしたが、これでセキュリティ強化されたことで盗難被害が減ることを祈るばかりです。

クレジットカードの海外旅行保険

ただ何より救いだったのは、奇跡的にクレジットカードの海外旅行保険の範囲内(日本出国から三ヶ月以内)での出来事だったので、盗難被害の保障が適応されました。

被害にあった数日後にクレジットカード会社に問い合わせを行い、メールに送られてきた書類に情報を記載して保険の申請を行いました。

全ての手続きにかかった時間はおそらく二ヶ月程度で、結構大変な作業でしたが、被害総額が約四十万だった中、満額の三十万まで保障されたことは不幸中の幸いだったと言えます。

この時始めて、「海外旅行保険」のありがたみを実感することになりました。

管理人のひとこと
SAGAT
どれだけ治安が良くなったとは言え、やはりアメリカ。

ニューヨークに「帰る」という感覚にすらなってきたこのごろですが、どれだけ住み慣れてもやはり海外。油断は禁物です。

いざという時のために、海外旅行及び留学に行く方は絶対に海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っていくようにしましょう。

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ABOUT この記事を書いた人

SAGAT(さがっと)
2011〜16年の約5年間NY在住。留学生としてファッション工科大学(FIT)で空間デザインを学んだ後、デザイン事務所でのインターン→起業などを経て帰国。現在は個人事業主として独立し、日本の地方で「デザイン×発信」を通して地域づくりに携わる。記事に関する質問などはツイッターからどうぞ。詳しいプロフィールはこちら
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