留学持ち物に関すること。
時期やその人の状況によっても色々変わるのですが、今回は僕がニューヨーク留学に来る際に持ってきて良かったな、と思ったものとこれはいらなかったというものを合わせて紹介したいと思います。
持ってきてよかったもの
浴衣・甚平
しっかりとした着物でなくていいので、簡単な和装をワンセット持って行っておくと、いざという時に使えます。
ハロウィンなどのイベントでは大活躍ですし、やはり外国人からの憧れ的な部分も多いのかとても喜んでもらえます。
もちろん家着としても大活躍。やっぱ日本人の体に合ってますよ。
カイロ
ご存知の方も多いと思いますが、ニューヨークの冬は本当に寒いです。
ピークの時は本当に泣きたくなるレベル。
日本ではこういう時当たり前のようにカイロを使ったりしますが、さすがのニューヨークにもカイロは売ってません。
なくても生きてはいけますが、あると冬のNY散策が少し楽しめるかもしれません。
パンツ
パンツといっても下着じゃないですよ。
ズボンのことです。
知っての通りアメリカ人の方々はサイズが大きいので、基本的に売られている服も大きめです。
で、細身の人はサイズがなかったりするのですが、中でも特に困るのがパンツ類。
これが本当にサイズがないんです。
一応メーカーからは最低サイズが出ていたとしても、だいたい欲しいのは美意識の高いおしゃれ層(主にゲイ)が素早く買って行ってしまうので売り切れてるパターンも多いので、これに関しては日本でサイズの合う、お気に入りのものを買っていくことをオススメします。
(裏技ですが、太ってアメリカ人サイズになる、というのも一つです。)
日本製のカメラやガジェット類など
CanonやNikonを始めとするカメラ類などは、日本で買って行った方が断然安いです。
ぼくの場合は在米中にSONYのカメラがめちゃくちゃ欲しくなり、かなり調べたのですが、どうあがいても日本で購入するより安くは不可能でした。
もし今後日本製のカメラが欲しいと思っている方は、事前に日本で購入されていくことをオススメします。
ウェットティッシュ
なんじゃそれ、と思われる方も多いかもしれませんがこれ割と大事。
日本のウェットティッシュのクオリティって半端なくて、アメリカのものは水気が多くてべちょべちょ。しかも高いと来てます。
さらにさらに、レストランなどではおしぼりなども基本出てこないので、食事の際にとても欲しくなります。
もちろんずっとこっちで生活しているとそんなことを気にしてる方がバカバカしくなってくるのですが、いざという時にもワンセットカバンに入れておきたいところ。
荷物に余裕があれば、ぜひ買ってくることをオススメします。
目薬や風邪薬、漢方など
目薬は必ず日本で購入されてくることをおすすめします。
スーパー花粉症男のぼくが言うんだから間違いありません。
ぼくは毎年必ず、普通の目薬と花粉用の目薬の両方を日本で買いだめしてくるようにしています。
▲この二つがぼくの定番。
風邪薬はベタですがバファリンやパブロンなど。
アメリカのものは成分や体質などの違いによって副作用が強く出たり効きすぎたりするのでぼくはあまり使いたくありません。
体調不良に際しては極力漢方や葛根湯を利用するようにしていて、帰国時にはいつもツムラ漢方を大量に購入して帰ります。
いらなかったもの
観光ガイド
そもそも留学に来るのに観光ガイドってのもおかしな話なんですが、そこはまぁ一応。
友人からもらったやや分厚い観光ガイドを一冊持ってきたのですがほぼ読みませんでした。
ガイドに載っている情報はどれも観光客向けでつまらないし、個人ブログや現地で聞く情報のが圧倒的に面白いことに、現地に行けばすぐ気づきます。
スペースの無駄でした。
大量の日本食
あっちで買えないかもしれない!なんてびびって、いろんな調味料やらレトルト食品を持って行きたのですが、今思えば意味なかったです。
そもそも食品なんてものはどうせ底が尽きるし、ぼくが向かったのはニューヨーク、世界有数の大都市です。
正直、大体なんでも買えます。(もちろん値段はやや上がりますが)
なので食品類に関しては、よほど荷物に余裕がある時以外は別に持っていかなくていいと思います。
シャンプー・コンディショナー
せいぜい2,3ヶ月でなくなるのに、なんで買ってきたんでしょうね。
結局現地で合うのを探す羽目になるので、無駄に重いしいりませんでした。
日系スーパーに行けば、ちょっと高いですが有名どころの国内シャンプーは買えます。
春・秋用のアウター
ニューヨークには「春や秋がない」なんて時々揶揄されるのですが、本当に使うタイミングがありませんでした。
日本では大活躍していた薄手のジャケットとか、ほぼ着るタイミングありません。
個人的には、あとから上に何か着れるような、重ね着で応用が効くもの(パーカーとか)を中心に持っていくのがオススメです。
長期なら服もそんなにいらない
海外生活をしていると服の趣味も変わってきます。
ニューヨークでは人によっては頻繁に引っ越したりもするので極力荷物は少なく抑えたいところ。
お気に入りの服のみを集めて一週間か10日分くらいの一式を持っていく程度で抑えることができれば理想じゃないでしょうか。
好きな本・雑誌
人生においては何度も読みたくなる本というものがあるもので、ぼくも色々と持ってきてしまいました。
いやー本当、いりませんでした。
こっちきてから読まなきゃいけない本も増えてそもそも読む時間なかったし、いざ本を読もうとなっても、その時にはまた新しく読みたい本がどんどん出てきちゃう。
これ!という一冊以外は、あれもこれもと持ってこない方がいいと思います。
当時はまだ電子書籍が一般的でなかったことも大きな要因ですが、今ならkindleとかスマホでも読めちゃいますから、どうしても持っていきたい本があれば電子版を購入するのをオススメします。。
携帯ゲーム機
なんで持ってきたのかわかりません。
お前、留学に何しに行くねんと。
当時持っていたPSPをなぜか持ってきたのですが、一年間一度も使うことなく、一時帰国の際に持って帰りました。
絶対にやめましょう。(笑)
事前に米Amazonなどをチェック
アメリカに来てからというもの、ぼくはAmazonのヘビーユーザーになりました。
というのも、店頭で買うより安い場合がほとんどで、何より探す手間が省けるので。
飲食物以外はAmazon。服もだいたい通販で買っちゃったりするので、基本買い物がネット上で完結します。
ので、事前に自分が買いそうなものだったり、買えるか不安なものは調べておくといいかもしれません。
為替ともしっかり相談しよう
円高、円安などによっても、同じ商品でも実質価格がガクッと変わったりします。
本当に日本で買った方が安いのか、アメリカで買っても実は大して変わらないんじゃないのか、などを為替としっかり相談しながら考えていくべきです。
また結果的にアメリカで買った方が安いと思っても、両替の際の手数料などを通して実は損でした!なんてことになると笑えないので、極力損をしないような両替をするように注意してください。
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NY在住5年目のぼく的には
食品関係に関しては正直、少し高めにはなりますが本当になんでも買えます。
多分きたことがない人は驚くくらい。ぼくは驚いた。
日本国内のメーカー、ブランドなどの製品もメジャーなものであれば大体は手に入ります。
ただ、海外進出していないブランドのものとかは当然ハードルが上がりますが。
生活に必要なものはなんでも揃うので、一度自分のこだわりを全て捨てて、ゼロからこの街にやってきて始めるのも、一つのニューヨークでの楽しみ方のような気もします。
参考になれば幸いです。