留学後の進路について相談されることがあります。
多くの人は、留学を通して「目指す自分」になれるのか、という不安を抱えているのだと思います。
今回は、元・留学生であるぼくの視点から、留学生の進路について触れて行きたいと思います。
留学生の進路パターン
基本的な留学生の進路は、大きく3パターンに分けることができます。
- 帰国後に日本の企業に就職
- 現地採用で日本の企業に就職
- 現地で現地企業に就職
この中でぼくの周りで最も多かったのが、1番上のパターンである帰国後に日本の企業に就職。日本に帰国してから留学経験を活かし、国内で就職活動に励む人がやはり多くいました。
次いで現地採用で日本の企業に就職ですが、これは現地にある日本企業や、ボストンキャリアフォーラムに代表される、日本人留学生を対象とした海外での企業説明会で、就職を決める人たち。
そしてほとんどいなかったのが、現地で現地企業に就職する人たち。これは日本人に限らず、多くの留学生にとって厳しい壁です。
留学生が現地企業に就職するのが難しい理由
基本的にアメリカで就労可能なビザ(H-1B)を取得するためには、アメリカにおける自分が希望している職種の要件を満たしていなければいけません。
多くの場合、希望する職種と同じ(もしくは類似の)専攻の四年制大学を卒業した資格(学士号)を持っていることが最低条件であり、例えば現地でインテリアデザイン事務所に就職したければ、大学ではインテリアデザインの学士号を取得している必要があります。(例外もあります)
就職希望者にH-1Bビザを発行するためには、採用側の企業サイドによる手続きが必要で、採用側の企業はその手続きのために数千ドル(数十万円)の費用を支払わなくてはなりません。
つまり、留学生をにH-1Bビザを発行して雇うのは、企業側にとって非常にコストのかかる行為であり、現地人もしくはすでに就労可能なビザを所有している人を雇う方がリスクを避けられるので、普通の留学生は採用されにくい状況が生まれています。
それでも現地企業で働きたいのなら
まずは現地企業の求めるステータス(学士号等)を満たしている(もしくは取得予定)ことが最低条件。
その上で、在学中にその企業が出店しているイベントに行ったり、OPT(卒業後一年間の実習期間)期間中に企業のインターンに申し込むなどして、できるだけ企業の人間とコネクションを作り、自分の実力をアピールしましょう。
企業にとって、自分を雇うことがH-1Bビザ発行手続きと数千ドル(数十万円)の費用に値することだと認識してもらうことができれば、きっと採用してもらえるはずです。
現地の企業で働くことができた友人たちの多くは皆、このような形で自分の実力を企業に認めさせることで、H-1Bビザを手に入れていました。
留学生だったぼくの進路
ぼくの場合はそもそも、就職という選択肢を取りませんでした。
大学卒業を待たずに休学し、そのままフリーランスとなり、今に至ります。
と言ってもアメリカでフリーランスビザを取得したわけではなく(そもそもフリーランスビザがない)、日本で個人事業主として独立し、アメリカに学生ビザのまま滞在しながら日本の仕事をする、という手法を取っていました。
元々ぼくは現地大学に在学中から、生活費の足しにと思ってブログやクラウドソーシングサービスなどを使って小金を稼いでいました。
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そのうちにすっかりとそちらにのめり込んでしまい、結局そっちが本業になってしまっていたというオチです。
もちろんこれは非常に特殊なケースで、同じような進路を皆さんには推奨しません。
ただ、このような方法もあるというのは一つ、アイデアとして覚えていてもいいかもしれませんよ。
留学後の進路は、結局自分次第
これを読んでいる多くの人は、留学後の進路について悩んでいることと思います。
しかし今回出した例はあくまでも”例”でしかなく、結局、人それぞれだからやってみないとわからない、としか言いようがありません。
ぼくだって本当は、大学を卒業して現地の企業で働きたいと思って行動していました。ですが、実際に現地に来ていろんなことを経験するうちに、いつの間にか向かう先は大きく変わっていました。
もし目指しているものがあるのならそれに向かっていくべきですし、迷っているのならとりあえず今できることを全力ですること。
何にしても、速いうちに就活の準備を始めておいて損はないはずです
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