日本からニューヨークのフライトは、直行便の場合、約12~13時間。
これに乗り継ぎが加わるとさらに長い時間がかかり、実はニューヨーク旅行というのは移動だけでも相当な体力を使うのです。
関連記事ニューヨークと日本の時差の計算方法は?時差ボケ対策やサマータイムについて
せっかくニューヨークに到着しても、フライトで疲れすぎてしまっているともったいないですよね。
というわけで今回は、エコノミークラスでもできるだけ快適に飛行機の中を過ごせるようなアイデアをまとめてご紹介します。
快適なフライトのための座席の選び方
まず、空の旅の快適さを大きく揺るがすのが座席の選び方。
中でも窓側か通路側かという疑問は、エコノミー旅行者にとって永遠の悩みではないでしょうか。
以下に窓側と通路側、それぞれに向いている人を当てはめてみました。
窓側の座席が向いている人
- できるだけ眠りたい人
- 空の景色を見たい人
通路側の座席が向いている人
- トイレが近い人
- トイレに行く時にいちいち隣に声をかけたくない人
ちなみにぼくは5時間くらいまでのフライトであれば窓際を選びますが、長時間のフライトの時は、トイレ時にいちいち隣に声をかけるのが面倒なので通路側にします。
通路側の難点としては、逆に窓側の人がトイレ近かったりすると面倒くさい点でしょうか。
同じ考え方で、真ん中3列or5列シートの通路側などを選ぶこともあります。
とにかく、気遣いなく移動できることを最重要視しています。。
また、可能な限り前or後ろに座席がない席を選びます。
気兼ねなく足を伸ばせるorシートを倒せるだけで、空の旅はずっと快適になりますから。
服装
狭くて動きにくい飛行機の中で、これからニューヨークに行くから!と張り切ってオシャレをするなんて言語道断。
12時間以上のフライトでは、ずっと同じ体制で体を動かすことがあまりできません。
機内で寝ることも考えて、少しでも楽な格好をしていくことをおすすめします。
ぼくもフライトの時は極力ゆるめの服装をするよう心がけており、靴も脱ぎ履きしやすいものを選びます。
最悪なのは、タイトなジーンズやブーツなどを着ること。
何を考えていたのか、ぼくは一度これで日本-ニューヨーク間の直通フライトを過ごしたことがあるのですが、動きにくいし蒸れるしで、本当に最悪でした・・・。
機内持ち込み手荷物
機内持ち込みの手荷物に何を持っていくかも重要です。
まずはサイズ、重量などを確認しましょう。
関連記事飛行機の機内持ち込み手荷物に関するルールまとめ。持ち込みと預け入れの禁止物/サイズ/重さについて
ここで定められた規定に基づき、機内に持って入るものをよく考えて選ぶようにしましょう。
おすすめアイテム
ここからは、空の旅をより快適にしてくれるぼく愛用のおすすめのおすすめアイテムを紹介します。
ネックピロー
購入するまではその効果に懐疑的だったネックピロー。
実際に使ってみて、あるだけでフライト中の体験が全く違うことがわかりました。
こちらの商品のポイントは、使わないときは空気を抜いておりたためる点。
また、カバーも外して洗えるので清潔さを保てます。
お持ちでない方は是非。
耳栓orノイズキャンセリングイヤホン
飛行機の機内は、移動する人々や機内の機械音、その他様々な理由で常に何らかのノイズが聞こえてきます。
そういう場合のために耳栓があると、快適に静かに眠ることができます。
イチオシなのはコード付きのもの。
飛行機の中で落としたら探すのも大変ですし。
また耳栓代わりに実用的なのがノイズキャンセリングのイヤホン。
周りの音を驚くほど遮断してくれるので、癒し系の音楽を聴きながら眠りたい人などにはうってつけかもしれません。
このBOSEのノイズキャンセリングイヤフォンは評価も高く人気の一品で少々お値段がしますが、他にも安価でノイズキャンセリング機能を備えているものもありますのでぜひ探してみて下さい。
マスク
飛行機の中は恐ろしく乾燥しますので、ぼくは必ず機内ではマスクをするようにしています。
同じくホテルなどでも活用できるので、ぜひ日本で買っていくことをおすすめします。
マスクをする文化がないアメリカ(ニューヨーク)ではほぼ購入できません。
また、最近では加湿タイプのものや香り付きのものなどもあるので、好みのものを利用すれば、機内でより快適に過ごせるでしょう。
ブルーライトカットメガネ
ぼくは機内でいつも映画を何本も見るのですが、周りが暗い中で裸眼あるいは通常のメガネで映画を見るとものすごく目が疲れます。
そのあとまた眠ったり、到着後の疲労を極力減らすためにも、ここでの目への負担もできるだけ抑えたいところ。
そんな時に役立つのがブルーライトカットメガネ。
ぼくはJINSのものを普段から愛用しています。
機内であまり眠れない、あるいは皆が寝てる時間に目が覚めてしまって映画を見たり読書したりする人は、このブルーライトカットメガネを持っているのとないのとでは全然違うので、非常におすすめです。
マウスウォッシュ
機内のトイレの数は限られており、あまり長い時間占拠するのは他の乗客からもいい顔をされません。
しかし、寝る前や起きたあとは口をゆすいだり顔を洗ったりしたいもの。
歯磨き代わりに使えるのは、マウスウォッシュ。
リステリンはそのままだと大きすぎるので、100ml以下の容器に移し替えて持っていくようにしましょう。
また、初めから使い切りタイプを利用するというのもありでしょう。
透明ポーチ
先に紹介したマスクやマウスウォッシュなどをはじめ、ぼくは旅行中に使う洗面用具を透明のポーチに入れてまとめて、機内持ち込み用の荷物で携帯しています。
透明のケースにしておくことで、手荷物検査の時に無駄に中を確認されることがなくなり、時短になります。
女性用の化粧ポーチみたいなのが意外と使いやすいのでおすすめです。
ここにクリーム類やワックス、タオル、歯ブラシなど諸々を入れて、旅行中に使っています。
ビーチサンダルorスリッパ
なによりおすすめしたいのが、ビーチサンダルもしくはスリッパ。
普通の靴を履いたまま過ごす12時間と、裸足(あるいは靴下)で過ごすそれとでは疲労度が天と地の差です。(体験談)
軽量のビーチサンダルやおりたためるタイプのスリッパなど、安物でもいいので持っているだけで全然違います!
まとめ
旅行の準備の段階から、すでに戦い(?)は始まっています。
飛行機の中でどれくらいリラックスして過ごせるか。
それによって、到着後の体調はかなり左右されます。
できるだけ機内を快適に過ごすことは現地で楽しむためのコツでもありますので、是非とも準備を怠らぬようにしましょう!
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