ブルックリンの人気エリア、ウィリアムズバーグのメインエリアから少し外れたところに、未だ開発の手が伸び切っていないエリアがあります。(多分数年のうちにまた景色は変わりますが)
このへん▼
そこにひっそりと佇むFREEHOLDは、周辺の雰囲気からは少し想像出来ない、めちゃくちゃヒップな空間でした。
会う・働く・遊ぶ
FREEHOLDが掲げるコンセプトは「MEET、WORK、PLAY」---つまり、「会う、働く、遊ぶ」
空間はまさにそのテーマ通りの雰囲気で、店内には友人同士で歓談する姿もあれば、一人でひたすらに作業をする人たち、食事を楽しむ人たちと、さまざま。
客の服装が非常にカジュアルなところを見ても、おそらくはこの近隣に住んでいる人が多く、年齢層も20代後半から30代後半が主体といった様子。
デザイン系やフリーランスっぽい人が多く作業していると思いきや、犬の散歩ついでに立ち寄ったおばあちゃんなんかもいらして、気兼ねなく出入りできる、気楽な空間でした。
また、奥にはバーも併設。平日の昼間でしたがすでに結構な人で賑わっていました。
中庭もあり。
屋外で、カフェやランチだけでなく、卓球なんかを楽しんだりもできます。
夜にはライブやトークショーなどのイベントも行われている様子。
設備
- WiFi:あり(店内キャッシャーに記載)
- トイレ:あり
- 電源:壁際、テーブル下にあり
感想
皆が各々の作業に集中している雰囲気で、こっちが何をやっていても気にしないというのは、この街のカフェどこでもそうなんですが、特にこの店は顕著だった気がします。
腰掛けたソファーがちょうどいい角度だったせいか、非常に作業しやすく、ついつい長居していまいました。
バーやレストランが併設されていることもあって、比較的人の出入りはおおく、スタッフも客席を行ったり来たりするのは、人によっては少し鬱陶しいと感じるかも。
少し感じたのは、店内の雰囲気や働いている人たち、客らも皆、良くも悪くもかなりブルックリンしていて、逆にみんな狙ってないか?ということ。
そこにいる人たちみんなが、「ブルックリン感」を猛烈に出しているような、そんな印象を受けました。
ある意味これは、コマーシャル化の進むウィリアムズバーグで必死にブルックリンのヒップさを必死に残そうとするネイティブ(ウィリアムズバーグ原住民?)の抵抗の表れなのかな、なんてことも少し感じたり。
メインストリートの喧騒から少し離れてのんびり作業したい人には、オススメです。
アクセス
住所
[住所] 45 S 3rd StBrooklyn, NY 11249
バスB32/Q59のWythe Ac/S 3 St下車すぐ
L線Bedford Av駅から南方面徒歩10分