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税金が高いニューヨークで賢くお買い物するために知っておきたいこと

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「ニューヨークには本場のブランドがたくさんあって、安く買えるって聞いたんだけど、実際買ってみたらあんまり安くなかった・・・。」

なんてことは言いたくないですよね。

でも、実は結構そういう人って多いんです。
多いんだけど、自分では気づいてない。

両替のレートを把握してなかったり、ドル払いで感覚が鈍ってしまっていたりで、実際自分がどれくらい払ったのかをしっかりわかってない...その結果、なんか実はめっちゃ損してた...なんて人、よくいるんですよ。

これからニューヨークに行かれる方々がそうならないためにも、ニューヨークで五年間、ケチケチ生きて来たぼく流の「ニューヨークでの賢いお買い物アイデア」をご紹介します。

  • 筆者:こんな人が書いてます

SAGAT(さがっと)

2011〜16年の約5年間NY在住。留学生としてファッション工科大学(FIT)で空間デザインを学んだ後、デザイン事務所→帰国後に起業。現地で残高マイナス、メガネ壊れ詐欺、盗難事件(被害総額約50万円)等を経験し、節約生活や格安旅行テクニックなどを身に着けました(笑) 今でも年に一度はニューヨークに遊びに行くNY好き。詳しいプロフィールはこちら

ニューヨークのショッピング事情

まずはニューヨークで買い物をする際、事前に知っておいた方がいい豆知識をご紹介します。

税率はアメリカで7位の高さ

ニューヨーク州の税率は4.375%。さらにここに市税4.5%が加算され、計8.875%となっています。

これはアメリカでも7位にランクインする高さ。

どう考えてもショッピングには不向きですよね。

しかしなぜニューヨークで買い物客が絶えないのか?

有名ブランドが多いから?

「ニューヨークで買い物をする」という行為自体に憧れてるから?

いえいえ、ニューヨーカーはもっと現実的です。

$100以下の衣料品は非課税

実はニューヨークでは、服や靴などの$110以下の衣料品は非課税なんです。

これは一着あたりの値段で、一着あたり$110以下であれば何枚買っても非課税。(ちゃんと市のサイトにも明記されています。→リンク)

高い税金払いを抑えたい方は、極力$110以下の衣料品を購入するようにしましょう。

その他の非課税対象商品

その他、医療関係や健康、リサイクルなどに関するもの、新聞や雑誌なども非課税対象になっています。

詳しくは以下のリンク(ニューヨーク市のサイトです)に詳しく掲載されていますのでチェックしてみてください。
参考Sales Tax | City of New York

レシートをもらうの忘れずに

もしみなさんがニューヨークで買い物をした時は、必ずレシートをもらうのを忘れないようにしましょう。

もし、非課税対象のものを購入したのに消費税をかけられていたらぼったくりの可能性もありますので、しっかり確認するようにしてください。

ちなみにニューヨークには免税店というものはありません。

(空港には一応ありますが、クオリティ最悪です)

賢く買い物するためのアイデア

それではニューヨークで賢くお買い物するためのアイデアを3つ、ご紹介していきます。

アイデア1.セールシーズンやTax Free Day(無課税日)を狙う

ショッピング帝国ニューヨークでは、市民や観光客の消費促進のため、様々なセールイベントを設けています。

代表的なのがサンクスギビング(感謝祭)の翌日のブラックフライデー。

ニューヨークのセール時期については以下の記事でまとめてあります。

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ちなみに、こういう時期は航空券も争奪戦になりかねないので、早めにチケットを抑えておくことをおすすめします。

格安航空券の探し方はこちらをどうぞ。

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アイデア2.別の州へ行く

さらなる手段は、別の州に行くという方法。

税金が安く、ニューヨークからアクセスがしやすい近隣の州へ買い物に行くというのが、もしかすると一番賢いかもしれません。(そこでクレジットカード払いをするのが多分一番賢い)

参考までに2016年の近隣州のデータをご紹介。(税率は市によって変わるので平均値で算出しています。

参考State and Local Sales Tax Rates in 2016)

州名税率
ニューヨーク8.49%
ペンシルバニア6.34%
ニュージャージー6.97%
コネチカット6.35%
マサチューセッツ6.25%

このようにして見てみると、ボストンのあるマサチューセッツ州が近隣では最も税金が安いのがわかります。

また、ニュージャージーは比較的簡単にニューヨークから向かうことができますね。

ニュージャージーやボストンへは、格安ツアーを提供するVELTRAが便利です。

(リンク先:左側メニュー>ニューヨーク発ボストン 選択)

アイデア3.現金よりもカードを使う

アメリカ国内で円→ドルの両替はレートが恐ろしく悪いので、ニューヨークで両替をするなんて行為は絶対に避けるべきです。

じゃあどうすればいいのか?

対策としては以下の三つが挙げられます。

  • 日本国内で両替しておく
  • クレジットカードで支払う
  • クレジットカードでキャッシングする

一つずつ見ていきましょう

1.日本国内での両替

両替のレートは日本国内の方がはるかに良いのですが、国内での両替も様々な方法があり、ものによって手数料が大きく違います。

一番お得な両替方法を以前検証してみました。

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上記の方法で両替すれば、かなり手数料を抑えることができますので、ぜひ目を通してみてください。

2.クレジットカードで支払う

上で紹介した方法では圧倒的に手数料が安くなる反面、少し手続きに手間がかかるというデメリットがあります。

そういう場合は、現金に頼らずクレジットカードを利用するのがおすすめ。

というのも通常の銀行などにおける両替の手数料が約2~3%なのに対し、クレジットカードは基本的に1.6%~1.63%と、約半額。

クレジットカードでの買い物は使いすぎやトラブルを恐れて否定的な方も多いですが、そこは自己管理の上きっちり支払いすれば問題はありません。

アメリカ旅行におすすめのカードは以下でまとめています。

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3.クレジットカードでキャッシングする

また、どうしても現金が必要な場合は、現地のATMを使ってクレジットカードからキャッシングするという手もあります。

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クレジットカードでキャッシング、と聞くとなんとなく借金感(?)がすごいですが、実際のところ買い物しているのとやっていることは変わりません。

こちらの手数料も、クレジットカード払いと同じく1.6%~1.63%

ただし、現地でのATM利用のための手数料が別途かかります。(約$2くらいが一般的です)

海外でのキャッシング利用におすすめなのは、エポスカード

初回のキャッシングでは金利が無料で、海外旅行保険も自動でついて来るにもかかわらず、年会費が無料という至れり尽くせりなカードです。

参考エポスカードのキャッシングについて

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クレジットカード利用の注意点

ぼくは聞かれたことがありませんが、クレジットカードを利用する際、もし「ドルか円か(dollar or Japanese Yen)」を聞かれたら必ず「ドル」と答えるようにしてください。

この時、円と答えてしまうと、そのお店が決めたレート&手数料で支払いが行われてしまいます。

このレートはお店側が自由に設定できるので、あり得ないレートで取引される可能性もあるのです。(基本は信用があるのであり得ないとは思いますが)

これを防ぐ方法は二つ。

  • しっかりと料金を確認してからサイン(当たり前!)
  • AMEXのカードを使う

一つ目は当たり前として、二つ目はAMEX...つまりアメリカンエキスプレスのカードを利用するということ。

AMEXではそもそも通貨選択が出来ず、自動的に現地通貨で決済される仕組みになっているようです。

AMEXのおすすめカードは、初年度と26歳以下まで年会費無料のセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード

海外旅行保険はもちろん、荷物を空港から無料で送ってくれるサービスや、海外利用でポイントが2倍つくなど、海外旅行には最適なカードです。

参考
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード

また、初年度無料で2年目以降10,000円の年会費がかかる上位版セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードでは上記のサービスに加え、国内主要空港でラウンジが使えたり、海外レンタルWi-Fiが低価格で使えたり、また海外旅行保険の補償がより手厚くなります。

参考
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

他にも海外旅行におすすめのカードを以下の記事でまとめているのでぜひ目を通してみてください。

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まとめ

この記事では、税金が高いニューヨークで賢く買い物するために知っておきたいことをまとめました。

最後に簡単におさらいしておきましょう。

  • 消費税は8.875%
  • ただし$110以下の衣料品は非課税
  • その他非課税品も色々
  • お得に買い物するなら、セールシーズンを狙う、別州へ行く、クレジットカードを使うべし
  • クレジットカードは必須です

意外と見落としていることも多く、知らず内に損をしていた可能性もありませんか?

賢くショッピングをするなら、お金の扱い方はしっかりと検討しておくようにしましょう。
払う必要のないお金で損するなんて、バカバカし過ぎますから!

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