ぼくはバリバリのiPhoneユーザーですが、アメリカで自由にiPhoneを使えるようになるまでには、紆余曲折がありました。
日本から持って行ったスマホについて、こちらの記事で紹介させて頂いた通りですが、今回はアメリカでのスマホ購入を念頭に置いたお話しをさせていただきたいと思います。
一番おすすめはSIMフリー端末+SIMカード
一番おすすめの方法は、SIMフリー携帯とSIMカードの組み合わせ。
※SIMについてよく分からないという方はこちらの記事をごらんください。
まだ日本にいるのなら、EXPANSYS(エクスパンシス)などで最新のSIMフリー携帯を購入していくことをおすすめします。
すでに現地にいる方は、現地でもSIMフリー携帯を購入することができます。
実店舗なら、BEST BUYなどでもいいですし、海外のamazonでも多数のSIMフリー携帯が販売されています。
SIMフリー端末を手に入れたら、SIMカードをゲットしよう
SIMフリー端末を手に入れても、アメリカで使えるSIMカードがなければ意味がありません。
アメリカで使える、定番のSIMカードの入手先は主に二つ。
ハナセル
最初に紹介するのは、日本の現地法人が提供する通信サービス、HanaCell(ハナセル)」。
初期費用がT-mobileに比べ700円程度高くなりますが、日本にいる時からSIMカードを手に入れることができ、なおかつ日本語のサポートも利用できるので、英語でのSIMカード購入が不安、という方には最適。
日本語対応ながら、後から紹介するT-Mobileに負けず劣らずのサービスを提供しています。
もちろん、SIMロック解除したorSIMフリーのiPhoneでも問題なく利用できるので、iPhoneユーザーも安心です。
参考アメリカ携帯・アメリカSIMのHanaCell(ハナセル)
T-mobile
アメリカに来てからSIMカードを購入するなら、定番はT-mobile。
現地では他にももっと安いブランドがありますが、T-mobileは業界大手かつ店舗も多いので、万が一の時にも安心ですし、サポートもしっかりしています。
T-mobileのプリペイドSIMなら、基本的に通話・テキスト・3Gデータ通信が使い放題で、プランによって4G/LTEの容量が変わります。
プランは$50から$80まであり、その他国際電話プランのプランが$10/$15で追加可能です。ちなみにSIMカードの本体価格は$15の買い切りです。
固定料金を事前に支払うので、万が一使いすぎたりしてもあとから料金を請求されることもなく安心できますし、4G/LTEの残量が減ってきたらSMSで通知してくれたりするのも嬉しいです。
また余った容量は翌月に繰り越しできるのも嬉しい仕様ですね。
他にも格安SIMカードが色々
電波の良し悪しにそれほどこだわらないとか、サポートを気にしないという方は、H2O Wirelessなどの利用を考えてみても良いかもしれません。
友人で使っている人もいましたが、多少の電波の弱さと4G/LTEの容量が少ないこと以外は、比較的快適に使えていたようです。
プリペイドなら、他にもVirgin MobileやNET10、Verizonなどからも出ています。
どれもBEST BUYなどの電化製品店で購入出来るので、足を運んでみては如何でしょうか。
大手会社との契約は保証金が必要
SIMカードとSIMフリー端末による運用も少しずつ認知度が高まってきましたが、日本ではやはり未だ多くの人が2年契約などの縛りで携帯を利用しているのが現状。
もちろんアメリカでもこのような仕組みは未だにメジャーで、特に大手三社であるAT&T、Verizon、Sprintではこの購入方法が一般的です。
※写真はVerizonより
2年以上滞在する人にとっては毎月$27+サービス代($50~$80くらい)でiPhoneが使えるので魅力的と思われそうですが、留学生(F1/M1ビザ)の場合最初の契約の段階で保証金(デポジット)の支払いを求められます。
これは、就労不可である留学生に支払いの能力があるかを確かめるためであり、会社などによって$500~$1000程度の支払いが必要です。
このお金は3ヶ月~半年ほどで一応返ってくるのですが、いずれにしても契約する場合はこれだけのお金が必要であることは覚えておきましょう。
となると、実質的にSIMフリーの端末を購入(iPhone6sであれば$649)するのと、契約の場合、さして値段が変わらないことになります。
これが、ぼくが契約よりもSIMフリー端末の購入をオススメする理由です。
現地の日系会社でスマホを買う方法
こんな方には現地にある日系会社でスマホを買うという方法もあります。
先ほど紹介したHanaCell(ハナセル)では、Xperiaなどの機種とSIMカードのパッケージセットを、お手頃な価格で販売しています。
電話&テキスト用の激安電話と二台持ちという方法も
日本の大手三大会社(au、docomo、softbank)のスマホは、条件次第でSIMロックが解除できたり、softbankの場合はアメリカ放題などのサービスを利用できますが、条件にあてはまらないスマホの場合はWi-Fiの環境下でしかネットに接続できません。
あえてそれを割り切って、こっちのファーマシー(薬局スーパー)や量販店で売っているような格安な携帯を電話&テキスト用とし、日本から持ってきたいiPhoneなどのスマホをWi-Fi専用とするという扱い方をするような人もいます。
参考Amazon.comで$25以下の激安携帯を見る(米Amazon)
ネットをあまり使わないという方にとってはこれでもいいかもしれませんが、LINEやInstagram、Twitterなどを頻繁に見たり、Googleマップがないと迷子になってしまう、というような方には、こちらの方法はあまりおすすめできません。
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