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紹介しています。
時間がない人へのまとめ
- 街中で手渡されるものは手に取らない
- 人にぶつからないようにする
- 交通機関での居眠りに要注意
- 街中のスリにも要注意
- タクシーでもハプニングを想定して
1.街中で渡されるものは手に取らない
マンハッタンを歩いていると、時折ラッパー風の容姿の男がCDを配っている姿に遭遇します。
彼らが言うには「自分はミュージシャンで、デモのCDをタダであげる。」とのこと。
しかし、そうなんだ、と思ってCDを手に取るともう負け。
その場でいきなり勝手にCDにサインをして「プレミアがついたから」とかなんとか理由をつけて金銭を要求ししてきます。
もっと酷いの話だと、CDを受け取った時点で半ば無理矢理財布を奪い取り、中から勝手に現金を取ってバイバイ、なんて話もあるそうです。
さらには泣く泣く帰ってCD聞いてみたら、音源が何も入ってなかった・・・つまりタダのCD-Rだったなんて話もあり、もうむちゃくちゃです。
ぼくはこれを勝手にあげるあげる詐欺と呼んでるのですが、主に観光客の多いエリアである五番街やタイムズスクエアで横行しています。
一度足を止めるとめちゃめちゃしつこい上に、無視してもついてきたりすることもあるので、この手の奴を見かけたら避けて歩くのが無難です。
2.極力人にぶつからないようにする
観光地での犯罪は、あげるあげる詐欺だけではありません。
また勝手にぼくが呼んでるだけですが、メガネ壊れた詐欺というものがあります。
彼らは常に壊れたメガネを持ち歩きながら、観光地で誰かにぶつかられるようにぼんやり歩き、人にぶつかった瞬間にメガネを落として「ぶつかったから壊れた」とイチャモンをつけて金銭を要求してきます。
実はぼく、この被害に一度遭ったことがあります。
この時の相手は「これはグッチのメガネで、レンズと合わせて$900弁償しろ」なんてデタラメな要求をされました。
今思えば、そんなアホな話あるか!って感じですが、当時まだニューヨークにきて三カ月くらい。
英語もろくに話せず、対応もわからなかったぼくでしたが、なんとか機転を利かして、これしか渡せない、とポケットに唯一あった$5を渡したら、「仕方ねーな」って感じで彼は去って行きました。
冷静になってみるとツッコミどころ満載なのですが、あの時は本当に怖かったです。
後日、こちらに住んで長い友人に聞いて、有名な詐欺の手法だということがわかりました。
くれぐれもみなさんお気をつけください。
3.地下鉄、バスの中での居眠りに注意
地下鉄やバスの中で居眠りをした結果、荷物をごっそり持って行かれた、という話をよく聞きます。
特に、酔っ払って深夜(ニューヨークの地下鉄は24時間)の電車で寝てたら、ものの見事に手荷物全部もっていかれたなんて話はザラです。
ニューヨーク、ずいぶん平和になったとは言え、やはり深夜の地下鉄なんかは注意しとくに越したことはありません。
4.スリにも注意
スリも時々聞きます。
普通に財布をすられるのはもちろん、ネックレスにぶら下げていたメガネを人通りの多いところでサッととられたとか、日本では考えもしないことが起こります。
実はぼくも、満員の地下鉄の中でカバンを開けられて財布を盗まれたことがあります。
長財布などを後ろポケットなどに入れるのは言語道断。
お金は常に必ず、自分の前側で持つようにしておきましょう。
また、スリではありませんが置き引きは多発します。っていうか私物をどこかにおいて離れちゃ絶対ダメです。あんなのできるの日本だけです。
参考ニューヨークで悲惨な盗難被害に遭い、クレジットカードの海外旅行保険に助けられた話
5.タクシーではハプニングを想定して
ニューヨークではメジャーな移動方法であるタクシーでも様々なトラブルがありますのでご紹介しておきます。
ボッタクリ
タクシーに関しては、ボッタクリの話がよくあります。
特に多発するのは空港からタクシーに乗る場合ですが、必ずイエローキャブかUberに乗るようにして下さい。
メーターのない白タク、黒タクなんかはあまりいい噂を聞きませんし、酷い場合は数百ドルぼったくられたなんて話もあります。
ただしイエローキャブでも悪質なのはいるもので、こっちが英語があまり話せないとわかるとボッタクる奴もいます。
対策としては、乗る時に運転手に見える(聞こえる)ように車のナンバーを写真に撮るというのがあります。これは、「いざとなったら本社に連絡してやる」という意思表示。
タクシーの中の運転手情報も撮っておくといいでしょう。
最近観光客の方におすすめしているのは、タクシー配車用サービス(Uberなど)の利用です。
ナンパ
女性の方でよく聞くのが、タクシードライバーによるナンパ。
結構しつこく声をかけてきては、名前や電話番号などをどんどん聞き出そうとしてきます。
気軽に色々個人情報を渡すのは、ニューヨークに限らずどこでも危険なことですが、慣れない海外で優しくしてもらった、なんてことで喜んで色々教えてしまうとトラブルの種になりかねませんので、絶対に教えないようにしてください。
カードが使えない時
イエローキャブは基本的に、クレジットカード/デビットカードの利用が可能ですが、時々これが壊れていたりして使えない時があります。
そういう時は、こっちの運転手は「申し訳ありません」ではなく「知らねーよ現金出せよ銀行行ってこい」というパターンになるので、タクシーご利用の際はご注意下さい。
もちろん、銀行に行ってお金を下ろして払えばいいですが、もしかしたら何か貴重品を置いて行け、と言われたり、待ってた分払えとか言われたりと、面倒なことが起きないとも言えないので、前もって現金を準備するにこした事はないです。
関連記事ドルと円の両替はどこでするのが一番おすすめ?手数料の一番安い方法調べてみました。
これらのトラブルを避けるためにも、ぼくはやはりUberの利用をおすすめしています。
まとめ
今回は、ニューヨーク旅行における5つの注意点について紹介しました。
改めてまとめておきます。
- 街中で渡されるものは手に取らない
- 極力人にぶつからないようにする
- 地下鉄、バスの中での居眠りに注意
- スリにも注意
- タクシーではハプニングを想定して
これだけ読むとどんだけあぶねーとこなんだ!ニューヨーク!と思われかねませんが、事前に情報をしっかり抑え、最低限の注意をしておけば、危険な目に遭うリスクは避けられるはずです。
しっかり防犯対策をして、是非ニューヨーク観光を満喫してください。
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