ニューヨークに関する情報は巷に溢れていますが、意外と知られていないこともたくさんあります。
今回はぼくが実際に暮らして驚いた、知られざるニューヨークの常識を紹介します。
犯罪率が25大都市の中で最低
ニューヨークと言えば映画などのイメージで犯罪の多い印象がありますが、実はアメリカ25大都市の中でも犯罪率は最低なんです。
9.11のテロの後、大規模な治安改革によって非常に治安が良くなりました。
とはいえ、「警察官に撃たれて死亡する人数が二桁になった!」と言って喜んじゃってる感じなので、それなりですが。
ホームレスが多い
また、ニューヨークに対してはドラマのセックスアンドザシティやゴシップガールのイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
綺麗な街並みの中をスタバを片手に闊歩するセレブ達。
確かに、ニューヨークではそんな光景は日常です。
しかし、画面の中には映されてないけれど、実際はその景色の中に多くのホームレスも暮らしているんです。
これらの要因は貧富の差の拡大であったり、米軍帰還兵のドラッグ問題だったりと様々ですが、意外と大きな声では語られることのない、ニューヨークの闇の部分です。
屋内は基本禁煙
レストランはほぼ100%、個人宅、貸しアパートでも禁煙のケースが多いです。
タバコが吸いたい人は、外に出て吸わないといけませんので、吸わない人に取っては非常に心地がいいですね。
ただその反動か、路上喫煙や歩行喫煙が目立ち、道を歩くときも煙に襲われます。
またキャリアウーマンが多いからか、女性の喫煙率が非常に高い印象があります。
やはり世界有数の都市、みなストレスを抱えているのでしょうか。
ポイ捨て率の高さ
日本人の感覚ではありえないくらい、みんな当たり前のように道にゴミを捨てます。
中でも酷いのは、地下鉄の線路。ちょっと除けば、ゾッとするほどゴミだらけ。
定期的に電車を止めては一気に清掃していますが、数日もすればまたゴミだめになります。
日本に比べあっちこっちにゴミ箱が設置されているのにも関わらずこのような状況なのは、モラルどうこうというよりは、文化的な意識の差が大きいんでしょうね。
場所によっては物価が安い
大都市なので、物価が非常に高いと思われがちなニューヨークですが、場所を選べば意外と安く生活できたりします。
中心部であるマンハッタンの高級住宅街あたりのスーパーの価格設定は確かにシャレになりませんが、これがクイーンズやブルックリンに行くと大きく差が出ます。
マンハッタンの方ではあまり見られないグリーンマーケット(八百屋的な店)と、スーパーマーケットが価格競争をしてるようで、例えばピーク時でキウイやオレンジが5つで$1だったり、バナナ一房98セントだったり。
もちろんクイーンズやブルックリンでも人気のエリアはマンハッタンばりの価格設定になっている場所もありますが、私感ではマンハッタンから離れるほど物価が安くなっているように感じます。
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キャバクラがある
キャバクラ、と言っても欧米人が接客してくれるわけではなく、駐在の日本人をメインターゲットとした日本人スタッフのキャバクラのことです。
スタッフはボーイも含めほぼ全員日本人で、語学学校生のアルバイトがとても多いらしいです。(もちろん違法)
ぼくは当然行ったことはありませんが、働いている人の話などはよく聞くくらい、学生バイトとしては非常にメジャーです。
ニューヨークまで来てキャバクラで働く(飲みに行く)のもどうなの、という気はしますが、それぞれに色々な事情があるのでしょうね。
交通費が安い
これに関しては、東京や大阪が高すぎる、と言った方がいいのかもしれません。
地下鉄とバスはどこまで行っても同じ値段。
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これは、様々な会社が入り交じる日本の都市部の交通機関に比べ、MTAという会社がインフラを独占経営なのが要因ですが、逆にMTAが値上がりしても他に選択肢がないのが痛いところ。
実際毎年のように料金は上昇していますが、それでも日本の電車に比べればまだまだ全然安いです。
また、タクシーもかなり安いです。
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ジム通い率の高さ
ニューヨーカーの間では数年前から空前の健康ブーム。
角を曲がればまたジム!な位スポーツジムが乱立しています。
まさにスポーツジム戦国時代だとかスポーツジム横町の様相。
それがそのままファッションにも影響を与えているようで、ジムウェアがもはやカジュアルファッションの一部と化している感もあり、ジムでデートみたいなカップルもよく見かけます。
また、女性の間では何故かキックボクシングが異常に人気で、街を歩けばあちこちに見つけることができます。
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水が綺麗
先述したホームレスの話やポイ捨ての話のせいで「意外に汚い」イメージがつくニューヨークですが、水質改善には非常に力を入れているようで、水道水も基本的にはそのまま飲めます。
とはいえぼくは飲む前に一度蒸留しています。
水質は日本人の口にあった軟水なのがとてもありがたいです。
自由の女神はニューヨークじゃない?
これ、意外に知らない人多いんじゃないでしょうか。
実はエリア的に言うとニューヨークの象徴とも言われる自由の女神はニュージャージーのエリアに位置します。
ただ、一応特区みたいなものらしく、この自由の女神のあるリバティ島はニューヨーク州の一部として指定されているそうです。
これを見た時、なんとなく大阪のイメージが強いけど実は兵庫県が本拠地の阪神タイガースを思い出しました。(笑)
中国人と韓国人がめちゃくちゃ多い
このアジア二大勢力の人口は、世界の他の都市に負けず劣らず、ニューヨークでもとても多いです。
どちらも移民政策によって大量にアメリカに来たのが大きな要因だそうですが、彼らのエリアが年々拡大してきているのを肌で実感しています。
チャイナタウンの近隣にはリトルイタリーと呼ばれるイタリア人エリアがあるのですが、そこの辺りは徐々にチャイナタウンに浸食され、リトル・リトルイタリーみたいになってます。
またミッドタウンに位置するコリアンタウンも徐々にエリアが拡大中で、Macy'sのあるヘラルドスクエア駅周辺は韓国語と英語が入り交じっています。
アメリカで最もアメリカらしくない街
ぼくはそもそもニューヨークに対しあまり先入観を持ってはいなかったつもりですが、それでも結構思っていたのと様子が違いました。
特に上記の内容は実際に来てからぼくが特に驚いたような内容です。
もし知らなかったという人は、是非日本の友人にドヤ顔で教えてあげてください。
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