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アメリカ留学のために知っておきたい海外送金の知識と手数料まとめ

投稿日:2016年4月5日 更新日:

これから留学をしようとしている人たちがやっぱり気になる海外送金。

しかしこの海外送金というやつはいかんせんややこしくて、皆さんとりあえずゆうちょや大手銀行などの送金サービスを利用してしまいがちなのですが、実は手数料ですごく損をしているんです。

金銭的に四苦八苦していたぼくにとってはこの海外送金手数料をいかにお得にするかというのは留学中の大きなテーマであり、かなりの研究を重ねました。

今回は、これから留学もしくは長期で海外滞在する人向けに、ぼくがこれまで培ってきた海外送金に関する基本的な知識と各銀行でかかる手数料などをまとめてみたので、是非とも参考にしていただければ幸いです!

海外送金の基本的な仕組みと手順

日本の一般銀行からアメリカの銀行への海外送金

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おそらく最もメジャーだと思われる、元口座でドルに両替(あるいは円建て)で受け取り口座へと送るパターン。

ゆうちょ銀行やUFJ、三井住友、みずほなどの大手を利用した海外送金は基本的にこのパターンですが、手数料がとても高いです。

同一グループ内の銀行を使った海外送金

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同一グループ内の銀行を利用することにより、中継銀行を通さず(中継手数料を使わず)送金するパターン。

海外支店を持っている銀行や、シティバンク(SMBC信託銀行)などがこれに当たります。
中継手数料がない分安いですが、銀行によっては海外支店がなかったり少なかったりするのがネックです。

FX口座を使った両替を組み合わせた海外送金

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通常の銀行内での両替とは違い、FX口座を利用しての両替利用して送金するパターン。

FX口座のマネーパートナーズなどを利用した方法で、両替手数料をかなり安く抑えることが出来るのが特徴ですが手続きに手間がかかるのが難点です。

送金をしない、海外で使えるプリペイドカード

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海外専用プリペイドカードを使ったパターン。
必要な手数料が両替時の為替手数料のみで、事実上送金を行わずに現地で現金をそのまま引き出せる方法です。先ほどのマネーパートナーズが発行するマネパカードなどがこれに当たります。


こんな感じで海外送金にも色々なパターンがあります。

この中でも現状最もお得な送金方法に関しては以下の記事で紹介しているので、是非参考にしてみてください。
マネーパートナーズとプレスティア(SMBC信託銀行,旧シティバンク)を組み合わせたお得な海外送金方法

海外送金に関する基礎知識

ざっくりと海外送金のパターンを紹介しましたが、いろいろな手数料の名前などが出てきてややこしいですよね。

海外送金で避けては通れないのが、この手数料についての理解。
そしてTTSレートについてです。

各手数料について

海外送金に際して必要な知識として、押さえておきたい手数料について解説します。
海外送金にはさまざまな手数料があって超ややこしいでですよね。

以下、今までに聞いたことがある手数料の名前をざっと挙げてみました。

  • 送金手数料
  • 外貨取扱手数料
  • 仲介手数料
  • 関係銀行手数料
  • 受取手数料
  • 為替手数料

手数料多すぎ。
しかも銀行によって微妙に呼び方が違ったりとややこしいのですが、蓋を開けてみれば実はそんなに難しくありません。

以下まとめてみました。

1.送金手数料

送金手数料は、海外の銀行にお金を送金するときに銀行側から発生する手数料です。
各銀行それぞれが独自の料金を設定していますが、有名銀行は大体2,000円~5,000円で設定されています。

2.外貨取扱手数料/仲介手数料/関係銀行手数料

基本的に国内の銀行では外貨は特別扱いですので、口座から動かしたりする時に手数料がかかってきます。
その時にかかってくるのが外貨取扱手数料/仲介手数料/関係銀行手数料と呼ばれるものです。

厳密にはこの三つは違うものなのですが、基本的にはどこの銀行もこのうちのどれかしか徴収しないので、ある意味で同一のものとして捉えていいとぼくは考えています。

強いて言うのであれば、外貨取扱手数料は銀行側が使い慣れない外貨を動かすのにかかる手間賃、仲介手数料関係銀行手数料は海外の銀行に送金する際、一度提携の別の海外銀行を経由させるためにかかってくる手数料です。

3.受取(受け取り)手数料

日本の銀行からアメリカの銀行に送金する際、最終的に受け取る側の銀行でも、定められた手数料が発生します。
これも各銀行が定めた料金で銀行によっても違うのですが、大体$5~30くらいが目安。

ぼくが使っているCHASE bank(チェイスバンク)では、$15です。

TTSレート

おそらく海外送金について調べるとよく見かけるTTSレートという言葉。

これは、海外送金の時に使われる、銀行が定めた円を外貨にする時の為替レートのことです。
※外貨→円の場合はTTBレートと呼ばれます。

基本のレートに対してそれぞれの銀行が定める先述の為替手数料を足した額。

海外送金の時は、送金手数料そのものだけでなく、このTTSレートが非常に重要となります。
(手数料が安くても、レートが高いと結局損になることもあります。)


ざっくりとお分かりいただけたでしょうか。
海外送金は基本的に、これらの手数料とTTSレートの組み合わせによって最終的なコストが変わってきます。

注意して欲しいのは、送金手数料が安い=海外送金のコストが低い、というわけではないということ。

わかりやすく以下表にまとめてみたので参考にしてください。

各銀行の手数料比較

銀行名 1.送金手数料 2.外貨取扱手数料/仲介手数料/関係銀行手数料(依頼人負担の場合) 3.為替手数料(基本レートに加算される額) その他注意点 $1=120円で、$2,000(240,000円)送金する場合の合計額(1+2+3) 口座開設用のリンク
ゆうちょ銀行 2,500円 100ドル以上の場合=10ドル(1,200円) +1円
1,000ドルあたり1,000円
インターネットでは取引できない
円建て送金ができない(事前に両替が必要)
受け取り先銀行の手数料(口座登記料)がかかる($5~$30)
5,700円(2500円+1,200円+2,000円)+受取銀行手数料(口座登記料)=約6,200~9,300円 口座を開く-ゆうちょ銀行
三井住友銀行 4,000円(オンラインなら3,500円) 送金金額の1/20%
(最低2,500円)
+1円
1,000ドルあたり1,000円
ネット手続きの場合8,000円(:3,500円+2,500円+2,000円)+受取銀行手数料=約8,600~12,000円 口座開設・切替 : 三井住友銀行
三菱東京UFJ銀行 4,000円(オンラインなら3,500円) 送金金額の1/20%
(最低2,500円)
+1円
1,000ドルあたり1,000円
ネットの取引では100万円まで(電話なら200万円まで、それ以上は窓口のみ)口座開設から利用可能まで一ヶ月以上かかる ネット手続きの場合8,000円(:3,500円+2,500円+2,000円)+受取銀行手数料=約8,600~12,000円 口座をひらく | 三菱東京UFJ銀行
楽天銀行 750円 送金額の0.1%
(最低1,000円)
+1円
1,000ドルあたり1,000円
送金限度額が一回100万円
昼夜でレートが変わり、夜間はレートが高くなる(1.7%前後)
2,750円(750円+1,000円+1,000円)+受取銀行手数料=約3,350~5,350円 楽天銀行 カンタン申込
新生銀行(Goレミット) 2,000円 - +0.15~0.07円*
1,000ドルあたり70円~150円(最低1,500円)
中継銀行がシティバンクなので、受取先銀行もシティバンクの場合は無料
それ以外は上と同じように
2,300円(2,000円+300円)(+シティバンク以外の場合は受取銀行手数料)=約2,300~5,900円

プレスティア・SMBC信託銀行(旧シティバンク) 3,500円 1,500円 +1円
1,000ドルあたり100円
口座の維持手数料が毎月2,000円かかる。(円で50万以上、外貨で20万相当以上であれば無料)
マルチマネー預金口座&米ドル口座を組み合わせると、1&2は無料になる。*1
5,200円(3,500円+1,500円+200円)+受取銀行手数料=約5,800~8800円 口座をひらく | インターネット口座開設特典
ソニー銀行 5,000円 3,000円 +約0.15円
1,000ドルあたり150円
振込先の事前登録に2週間かかる 8,300円(5,000円+3,000円+300円)+受取先銀行手数料=
約8,900~11,900円
現在実施中の口座開設企画|MONEYKit - ソニー銀行
ジャパンネット銀行 海外送金は不可 $25(3,000円) +約0.05円
1,000ドルあたり50円
海外送金が出来ないので、両替後に他の銀行を経由する必要がある。 後述*2 口座開設|ジャパンネット銀行
マネーパートナーズ 海外送金は不可 2,500円 +約0.2~+0.4円円
1,000ドルあたり200円~400円
海外送金が出来ないので、両替後に他の銀行を経由する必要がある。 後述*2

マネパカード 現地で直接引き出すので海外送金は不可(不要)*3 - +約0.8円
1,000ドルあたり800円
そもそも海外送金ではないので、現地の銀行が必要ない/直接送金は出来ない
現金を引き出して現地のATMに入れることは可能
1600円+ATM利用料(約$2~4)=約1600円

*1-プレスティア・SMBC信託銀行をうまく使いこなす

元シティバンクがSMBC信託銀行と統合されて生まれた新サービスのプレスティア。
とはいえ従来のシティバンクと基本的には何も変わっていませんし、現状アメリカのシティバンクと提携しているので同様のサービスを利用することが出来ます。

こちらで用意されている、マルチマネー口座×米ドル預金口座の組み合わせが、海外送金を行う上では現状手数料的に最強です。

さらに以下で補足しているネット銀行との組み合わせで、海外送金にかかる手数料を劇的に抑えることが出来ますので是非チェックしてください。

*2-手数料がお得なネット銀行を利用する

この表の一覧を見てもらってもお分かりいただけるように、普通の一般的な銀行による海外送金を行うよりもネット口座である楽天銀行や、FX口座のマネーパートナーズなどを利用したほうがコストは圧倒的に抑えられるのがお分かりいただけるでしょう。

特にジャパンネット銀行とマネーパートナーズは、他に比べて両替手数料が激安。
ただしこの二つ単体では海外送金が出来ないので、先のプレスティアSMBC信託銀行を組み合わせると良いというワケです。

こちらの具体的な方法は、以下の記事で紹介しています。

*3-プリペイドカードの利用で送金を行わない

また、ぼくが利用しているテクニックとして海外専用のキャッシュカードを使う、という方法もあります。

マネーパートナーズ社から発行されているマネパカードをうまく使うことによって、これまた海外送金をかなり安く抑えることが出来るのです。

留学生が開設しておくといいオススメ口座

とりあえず、留学生が旅立つ前に開設しておくといいと思うオススメ口座は以下の五つ。

マネーパートナーズ

ダントツで開設しておいたほうがいいと思うのがマネーパートナーズ。
とにかく手数料が安いので、両替用に是非持っておくべき。

また空港で外貨を現金で受け取れるサービスもかなりお得なので、今後の海外旅行の時にも是非。

マネパカード

マネーパートナーズで両替した外貨をマネーパートナーズの口座に入れておけば、Mastercardの使えるアメリカ国内店舗ではクレジットカードよりもお得に買い物が出来ます。

是非マネーパートナーズと合わせて口座開設しておきたいところ。

プレスティアSMBC信託銀行

口座維持費に2,000円/月がかかりますが、残高を50万円もしくは外貨20万円相当分口座に常にある状態であれば無料になりますので、その条件がクリアできる方は絶対にこちらをオススメします。
(家族に口座を開いてもらうのも手)

シティバンクはアメリカが本拠地であり支店も多い上、プレスティアの外貨キャッシュカードは余計な手数料を取られないのも大きなポイントです。

楽天銀行

送金手数料が安いので、プレスティアSMBC信託銀行の予備に持っておくと便利です。

またプレスティアSMBC信託銀行と違い、口座維持費が不要なのと、口座開設が簡単なのが嬉しいですね。

また同時にクレジットカードも開設しておくと楽天ポイントも有効に貯めれるのでお得です。

新生銀行

国内のかなりの数のATMで手数料無料で使える上、月一回の出金が無料で出来るため、どちらかといえば海外送金よりも、一時帰国の時のために持っておくと良いでしょう。

また、ぼくのようにオンライン上での収入や国内のクライアントからの入金がある場合なども新生銀行が受け口になっておけば、毎月一度、必要額だけ新生銀行からマネーパートナーズに送って両替するなどすれば、海外送金の手数料も抑えられます。

また手数料はやや高いですが、新生銀行の外貨キャッシュカードは日本の普通口座から現地でドルを下ろせるので、思わぬ非常時に命を救ってくれるカードになるやもしれません。

留学生にオススメのクレジットカードはこちら

ぼくの留学生活で圧倒的に役立ったオススメクレジットカードはこちらで紹介していますので是非チェックしてみてください。

まとめ

  • 必ずしも海外手数料の安さだけで判断してはいけない
  • 両替手数料&為替レートに要注意
  • ネット銀行やFX口座を効果的に使うこと
  • 可能であれば是非プレスティアSMBC信託銀行の口座を
  • プリペイドカードと外貨キャッシュカードをうまく使おう

短期の旅行であればマネーパートナーズ
が最強ですが、長期で定期的に日本からお金を送金するシステムを行う場合は、是非マネーパートナーズ×プレスティア&マネーパートナーズ×マネパカードを組み合わせて下さい。

管理人のひとこと
SAGAT
うまく節約して、より良い留学ライフを!

一回で節約できるお金はたかが知れているかもしれませんが、留学が長くなればなるほどその塵はどんどん積もっていって、笑えない額になっていきます。

できることを少しでもやって、できるだけ無駄な手数料を支払うことを避けましょう!

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SAGAT(さがっと)
2011〜16年の約5年間NY在住。留学生としてファッション工科大学(FIT)で空間デザインを学んだ後、デザイン事務所でのインターン→起業などを経て帰国。現在は個人事業主として独立し、日本の地方で「デザイン×発信」を通して地域づくりに携わる。記事に関する質問などはツイッターからどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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