コラム

もしブロードウェイを観に行くのなら、予算の許す限り出来るだけ前で見て欲しい。

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先日までニューヨークに遊びに来た友人に誘われて、数年ぶりにブロードウェイを観劇してきました。

というか実はニューヨークに住んで五年、過去二回オフ・ブロードウェイ(メインではない小さな劇場)に行ったことがあっただけで、メインのブロードウェイは実は初めてでした。

それでも決して高い席を取ったわけではなく、以前このブログでも紹介したブロードウェイのチケットが簡単に手配できるTodayTixを利用して、かなり安いチケットで見て来ました。

演目はあの名作「レ・ミゼラブル」

めちゃ良かった。
めちゃ感動した。

ですが、切に思ったことが一つ。

もう少しお金を払ってでも、もっと前で見れば良かった...

本当にこれからブロードウェイを観に行く人は、出来るだけ前で観てください。
少なくとも、レミゼに関しては。

レ・ミゼラブルを観てきました

皆さんは、レ・ミゼラブルの映画を観たことがあるでしょうか?

恥ずかしながらぼくはほんの最近までちゃんと見たことがありませんでした。

しかし年末、うちのルームメイトの一人がミュージカル好きということもあってすごく薦められたのでみんなで観たら、もう大感動。

ここでは作品について多くは語りませんが、とにかくナメてました。
今まで観たどのミュージカル映画よりも感動しました...。

そんな映画に惚れたということもあって、ニューヨークにいるうちにいつかブロードウェイで観に行きたいなぁと思っていたのですが、今回たまたま友人が誘ってくれたこともあり、ついに行くことができました。

購入はTodayTixで

ブロードウェイのチケットの購入は、以前このブログで紹介したTodayTixというアプリを使いました。
ニューヨークでブロードウェイを格安で見たいならまずはTodayTixをチェック。

名作レ・ミゼラブルでも、最安$37でチケットが販売されているのだから驚きです。

IMG 3499

但し、このチケットで買える座席はRear Mezzanineという、劇場の中でもかなり後方の席。

実際、座ったのは後ろから2番目くらいの席で、座席から見た景色はこんな感じ。

IMG 3397

ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、写真右のセットの建物の窓のサイズから登場する人物のサイズを想像してもらえれば、結構後方なのがわかると思います。

ただ後ろでも十分楽しめましたし、むしろあんな後ろにまでも迫力を伝えられるのはさすがブロードウェイ俳優。

でも、思わずにはいられないんです...。

もしもっと前の方で見ていたら・・・

客層の違い

格調高い劇場で行われるブロードウェイですが、格安のチケット・・・それも$37とかのレベルになってくると、恥ずかしい話ぼくでも手が届いてしまうレベルです。

お金のない人間には嬉しいですが、同時に、正直あまりマナーの良くないお客さんなども増えてきていまうというジレンマがあります。

実際見に行った時には、ぼくらの後ろに座っていた女性二人が上映中ずっとボソボソ声で喋り続けていたのがありえませんでした。
せっかく俳優陣の素晴らしい演技に引き込まれて感動している真っ最中に、後ろから声が聞こえて一気に現実に引き戻されるという悲劇。

台無しです。

またこの二人、観劇中に(しかもめっちゃ良い時に)二人揃ってトイレに立つという暴れっぷり。
後ろの席は前後の座席間が非常に狭いので、同じ列のお客さんは彼女らが通る時は必然的に立たなくてはなりません。

もちろん、生理現象なのでどうしようもない時は仕方ありませんが、あの観劇中のおしゃべりのせいで、休憩中に済ませとけよ、という苛立ちが拭えませんでした。

音の圧

先ほどの写真の通り、かなり後方、それも上の方から舞台を見下ろすような形での観劇だったのですが、それでも俳優陣の歌の迫力は凄まじいものでした。

ただ、もしこれが彼らと同じ目線の高さで見ることが出来たら?
もし、彼らを目の前で見ることが出来たら?

その感動はあの後ろの席で見たものとは比較にならなかったと思います。

表情

ミュージカルの余韻が忘れられず、観劇の数日後にルームメイトが持っていた25周年のDVDを観たのですが、そこで気付いたのは役者の表情の豊かさ。

後方の席では全然気づきませんでしたが、このDVDで初めて、舞台の人たちにこんなに表情があったのかと驚きました。(当然なんですけど)

後方の席から彼らの表情の機微はほとんど判断できず、それはつまり彼らの演技の細部まで楽しめていないということ。

あの瞬間、この表情をしっかり捉えることが出来ていたら、その迫力も感動も何倍にもなっていたのは間違いないはず。

悔しい・・・!

安いチケットを買うと結果的に高くつく

安いチケットを買って観劇した結果、ぼくは次来る時は必ずもっと良い席で観なくては、と感じました。

それなら、最初っから良い席で見ておけば安い席分余計に払わずに済んだのに...というのは屁理屈ですが(笑)

でも結果的に安い席で悔いが残るくらいなら、初めから良い席で観ることをぼくは全力でオススメします。

価値の置き方はそれぞれだけど

昔のぼくであれば、「そこにいったことに価値がある」という風に考えていたでしょう。
しかし、その対象の本質により近づきたいのであれば、高いお金を払うべきなのだと、最近価値観が変わってきました。

これが大人になる、ということなのかとしみじみ思った、28の夜。

ちなみにミーハーなぼくは観劇以降レミゼのサントラばかり聴いています。最高。

みなさんもレミゼを見に行くなら、一度映画版でしっかり予習されていくことをオススメします。
ぼくもぶっちゃけ英語はほとんど何言ってるかわからなかったので。

そんな感じで。

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2011〜16年の約5年間NY在住。留学生としてファッション工科大学(FIT)で空間デザインを学んだ後、デザイン事務所でのインターン→起業などを経て帰国。現在は個人事業主として独立し、日本の地方で「デザイン×発信」を通して地域づくりに携わる。記事に関する質問などはツイッターからどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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