世界有数の都市であるニューヨーク。
この街で手に入らないものはない、と言っても過言ではないほどモノに溢れています。
とは言え、やはり海外。
もちろんニューヨークでも手に入らないもの、あるいは手に入りにくいものも当然ありますし、日本にいるうちから用意しておいた方がいいものもあります。
今回は五年間ニューヨークで暮らしたぼくの体験をもとに、これからニューヨークに来られる方が是非旅行の際に持ってきたほうがいい持ち物リストをまとめてみました。
気温対策
日本と同じように四季があるので、同じような感覚でも比較的過ごしやすいのですが、その気温差は日本よりも大きいです。
夏はコンクリートの地熱で暑く、冬はとにかく寒いので大変。
軽量の上着
ニューヨークのあっつい夏でも電車やバス、室内はキンキンに冷えていて寒いので、カーディガンやコンパクトにたためるダウンなど、何らかの上着を持っておくと良いでしょう。
折りたたんでカバンの中に入れておけるようなものが一つあると、いざという時に助かると思います。
こういう軽量タイプの上着は、冬場でもダウンやコートの中に来て重ね着ができるのでとても便利です。
ダウンの上にダウンを着るなんて日本では滅多にありませんが、ニューヨークの冬では日常の風景ですので、是非用意しておくことをおすすめします。
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強風対策
ニューヨークはビルが多いので、その間を縫うように凄まじい隙間風が吹きます。
帽子類
角を曲がれば暴風に煽られ、せっかく髪の毛をセットしてもぐっちゃぐちゃになることもしばしば。
おかげさまでぼくは、ニューヨークに来てから髪をほとんどセットしなくなりました。(笑)
ニット帽やキャップなどは、冬場であれば寒さ対策にもなりますし、一つは必ず持って行ったほうが良いでしょう。
乾燥対策
また、ニューヨークは日本に比べて非常に乾燥しており、喉が弱い人や乾燥肌の人には少しつらいかもしれません。
マスク
ニューヨーク内だけでなく、行き帰りの飛行機の中でも役立つアイテムであるマスク。
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ただしアメリカでは、屋外でマスクをつけるのは印象が良くありません。(重大な病気か犯罪者と疑われる)
なので使えるのは基本、人と会わない室内のみになります。
またこういうタイプのマスクはアメリカでは基本的に買えないので、日本でできるだけ買っておくことをおすすめします。
乾燥肌用のクリーム
ぼくのように乾燥肌の持ち主は、肌の乾燥対策も重要でしょう。
ぼくは最初の渡米時にあまり意識をしておらず、現地でクリームを買ったりしたのですが、アメリカのものが合わなくて結局日本から送ってもらう二度手間を経験しました。
もちろん現地のものでもいいでしょうが、愛用しているものがある方はぜひそれを携帯していくことをおすすめします。
防犯対策
最後に、「持っていくと便利」ではなく、「持って行かないほうがいい」あるいは「持ち歩かないほうがいい」ものたちを紹介します。
大きい財布や長財布は避ける
いくら一昔前よりも治安が良くなったと言え、やはりここはニューヨーク。
実際、犯罪発生率は日本よりも遥かに高いです。
中でも、スリや窃盗などは小さいものは頻繁に起こっており、特に観光客は狙われやすいです。
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観光客は日本のテンションで、そのまま大きな財布にパスポートやら現金やらを詰め込んでいたりするので、一目瞭然。
出来れば現金そのものはあまり持ち歩かず、クレジットカードを主体にしたほうがいいと思います。
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パスポートは肌身はなさず持っておく
またニューヨークでは、クラブやバーなどはもちろん、レストランなどでも頻繁に身分証明書をチェックされます。
この身分証明書に使えるのは主にアメリカの免許証やグリーンカードなど、英語で書かれた公的なものが一般的なので、旅行者はパスポートを見せるしか方法がありません。
清掃などが入るホテルに置いていくのも避けたほうがいいので、やはり観光中も、パスポートは常に携帯しておくのがベスト。
ただしその取り扱いには要注意で、万が一なくしでもしたら帰国のために非常に面倒なことになります。
持ち運びにおすすめなのは、体に密着するタイプのポーチ。
ぼくはジョギング時のクレジットカード携帯用にこういうものを持っているのですが、結構伸びるので、もちろんパスポートも収容可能です。
少し不安なエリアに行く時などは、これにパスポートを収納してインナーやパンツの中にしまいこんでいると安心。
あまりかっこのよろしい方法ではありませんが、旅先でかっこつけてる場合ではありません。
何かがあってからは遅いので、万全の準備をしていくようにしましょう!
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