円とドルの両替には、手数料が最も安いFX口座の利用をすすめています。
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しかし、FXという言葉に対して拒否反応を示す人も少なくありません。
かくいうぼくもそうでした。
FXで何百万も損した、なんて人のニュースを聞いたことがあったし、基本的にはお金持ちの人たちがやるギャンブルのイメージだったのです。
しかしFXを使うと両替手数料が抑えられるということを知り、FXのことを調べるうちにようやく、FXの仕組みやFXが怖いと言われる理由がわかりました。
このページでは、これまでにぼくが得たFXとは何か?という基本的な内容と、FXが怖いと思われている理由について解説しています。
FXの前に知っておきたいこと
FXとは何かというお話の前に、まずはFXを知る上で知っておきたい用語について紹介します。
為替(かわせ)
そもそもみなさんは、通貨の価値が常に変動している、ということはご存知でしょうか?
例えば、ぼくがニューヨークに移住したばかりのころは、1ドルあたり70円台でした。
しかしその後、あるときには1ドル120円ほどにまで上がりました。
この通貨の変動のことを、為替(かわせ)と呼びます。
よくニュースで「本日の為替は1ドル〜円」なんて説明がありますが、あれはその日の「1ドルに対しての円の価格の変動」をお知らせしています。
外国為替取引(がいこくかわせとりひき)
世界中の通貨を交換(両替)するやり取りを通称、外国為替取引(がいこくかわせとりひき)と呼びます。
このブログの他のページでも紹介している「円とドルの両替」なども、この外国為替取引に含まれます。
為替差益(かわせさえき)/キャピタルゲイン
外国為替取引によって生じる利益のことを、為替差益(かわせさえき)またはキャピタルゲインと呼びます。
外国為替取引によって生じる利益とはどういうことかと説明しますと...
例えば、1ドル70円の時に100万円分のドルを買っているとしましょう。
この場合、手に入るドルは約14,285ドルとなります。
1,000,000 ÷ 70 = 14,285.714...
そして1ドルが120円になった時にこの14285ドルを日本円に戻した場合、171万4200円となります。
14285 × 120 = 1714200
元の100万円になんの変わりもないのに、為替の変動の結果、70万円以上増えることになったのです。
これが為替の差によって生まれた利益、為替差益です。
FX = "Foreign Exchange"
FXの正式名称は、Foreign(海外) Exchannge(交換/両替)のこと。
為替差益を狙って、国同士の通貨を交換する取引のことを指します。
特徴としては24時間いつでも取引が可能で、さらには取引できるペア(円・ドル等)が約20種類から選ぶことができます。
外貨預金との違いを比較
海外のお金をやり取りする方法としては外貨預金(がいかよきん)をイメージする人もいるかもしれません。
外貨預金と言うのはその名の通り、外貨で貯金をするということです。
外貨預金は主に、すでにある円の預金を金利の高い/いずれ価格が上がると思われる/価格の変動が少ない(安全な)外貨に交換して預金しておくもので、金利や長期保有のために行うのがほとんどです。
なので外貨預金は、FXのように短期的な資金の移動(交換)はあまりせず、基本的には預けたらしばらくの期間はそのままにしていることがほとんどです。
また外貨預金にはFXと違い、口座にいれたお金を担保にして持ち金以上の外貨を買い付ける「レバレッジ」が存在しません。
※レバレッジについては下で解説しています。
株取引との違いを比較
FXとよく並んで説明/比較されるのが株(株式)取引。
これはその名の通り会社の株を売買しその差益を狙うものですが、売買が可能な時間は基本的に東京証券取引所の開いている9:30~11:30/12:30~15:00に限られています。
また、取引可能な銘柄も日本だけで4,000以上と、良し悪しを選ぶだけでもかなりの知識を必要とします。
これに対してFXは24時間いつでも取引ができ、なおかつ20種類の国同士の通貨から選ぶだけなので、株に比べると手を出しやすいでしょう。
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怖いと思われる理由は...?
FXに対して、「怖い」というイメージを持っていませんか?
実はぼくもそうでした。
というのも「FXで失敗して数百万失った」とかいう話をよく聞いていたからです。
しかし自分で両替のためにFXのことを色々と調べるうち、ようやくその理由がわかりました。
FXが怖いと思われる最大の理由は、レバレッジの存在です。
少額でも大きな利益を生むレバレッジ
FXのレバレッジ(leverage)というのは、自身の預け入れているお金以上の額の取引を行える仕組みのこと。
FXの世界では預け入れたお金のことを「証拠金(しょうこきん)」と呼び、これを元手に数倍、数十倍の買い付けを行って大きな利益を生むことができるのです。
「レバレッジを効かせる」「レバレッジ10倍」なんて表現されていますね。
レバレッジとは「てこ(レバー)」を意味する単語であり、てこの原理を使って大きなものを動かしているイメージをしてもらうといいでしょう。
レバレッジの大きな利益率
少額の投資で大きな買い付けを行うことができるレバレッジ。
例えば1ドル100円のとき、10万円の証拠金をレバレッジ10倍でドルを購入するとします。
ここで為替が1ドル105円とドル高になりました。
するとこの1万ドルは105円×1万ドルとなり、円換算で105万円になります。
もしこのタイミングで円に戻せば、5万円の利益を得たことになるのです。
元本が10万円しかなかったのに、利益はその50%にもなる5万円。
証拠金の残高は一気に15万円に増えました。
銀行の金利が0.00〜%なんて言ってる世の中で、とんでもない利益率ですよね。
レバレッジはリスクも高い
しかしこれが、逆の場合どうなるでしょうか?
先程と同じく、1ドル100円のとき、10万円の証拠金をレバレッジ10倍でドルを購入するとします。
しかし為替が1ドル95円のドル安になりました。
手元にあるのは1万ドル。
95円×1万ドルとなり、円換算で95万円になりました。
この場合、損害は5万円。
元本10万円に対し5万円損したことになるので、残額は5万円です。
レバレッジは諸刃の剣
レバレッジがかけられる数値はFX口座によって異なります。
ただ、レバレッジを効かせすぎるのはリターンが大きい分、リスクも大きくなります。
FXをギャンブルのように捉え、レバレッジを巨大にしすぎた結果失敗して元本以上の損失を作ってしまう人も少なくありません。
そういうケースが取り沙汰されるせいで、FXに対して恐れを抱いてしまう人も多いのでしょう。
ただレバレッジをかけなくても、タイミングだけを見計らって取引を行うだけでも十分にリターンを得ることはできます。(リターンは小さくなりますが)
あくまでレバレッジは賭けです。くれぐれも自己責任で行うようにしてください。
両替&外貨管理ならFX口座は心強いツール
FXの基本的な情報と、怖い部分について解説しました。
レバレッジを使わなければ、FXが実はそれほど怖いものではない、ということをわかってもらえたんじゃないでしょうか?
通常の両替をお得にしたい、余ったドルや他の外貨を上手に運用したい、と思うなら、FX口座は作っておいて損はありません。
もし初めてFX口座を作るのなら、業界最安の手数料のマネーパートナーズがおすすめです。
ぼく自身も長年愛用していて安全・安心のサービスです。
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